2024年はアメリカツアー修行で苦戦中の吉田優利選手ですが、ここでは成績などはぬきにしてクラブセッティングを紹介していきます。ここで裏話を持ってきましたヨ。。。
契約があるからスポンサー絡みで使うメーカーのセッティングは当然といえば当然ですが、実は彼女がずっと変えずに使っているクラブがあるんです。それがパター「オデッセイ O-WORKS ブラック #2W」なんです。このパターに対するこだわりは、他のクラブとは一線を画すものがあるらしいので、今回はその理由を含めて2024年のクラブセッティングを見ていきますね!
2024年セッティングと2023年との比較
今年もドライバーからアイアン、ウェッジに至るまで契約に沿った最新のクラブを採用している吉田優利選手ですが、2023年と見比べると細かな違いが見えてきます。いくつか雑誌やインタビューで語られているポイントを拾ってみましたよ。その前にセッティングを紹介しますね。
吉田優利選手の2024年のクラブセッティング
クラブ | モデル | ロフト/番手 | シャフト | 特長・注目ポイント |
---|---|---|---|---|
ドライバー | ブリヂストン B1ST | 9.5° | SPEEDER NX GREEN (S) | 浅重心で重心距離が短いタイプ。フェースコントロール重視 |
フェアウェイウッド | テーラーメイド SIM2 MAX | 3番 (15°) | SPEEDER NX GREEN (S) | 重心深度が深くてつかまりやすいヘッド |
ユーティリティ | ツアーB JGR HY | 3番 (19°), 4番 (22°) | USTマミヤ ATTAS EZ370 75 (S) | グースネックで球をつかまえてラインが出しやすいモデル |
アイアン | ブリヂストン 222CB+ | 5番 | KBS ツアー 90 (S) | 手元しっかり目の中元調子系モデル。引っかけ防止 |
アイアン | ブリヂストン 221CB | 6番〜PW | KBS ツアー 90 (S) | 手元しっかり目の中元調子系モデル。引っかけ防止 |
ウェッジ | ブリヂストン BRM2 | 48°, 52°, 58° | KBS ツアー 90 (S) | アイアンと同じシャフトで統一感を持たせている |
パター | オデッセイ O-WORKS ブラック #2W | – | – | 長期使用モデル |
吉田優利選手の2023年のクラブセッティング
クラブ | モデル | ロフト角 | シャフト | 特徴・調整ポイント |
---|---|---|---|---|
ドライバー | ブリヂストン B1 | 9.5度 | スピーダー | 高弾道、鉛を前方に貼り安定性向上 |
3番ウッド | テーラーメイド SIM2 MAX | 15度 | スピーダー (ドライバーと同じ) | 高い許容性、直進性が高い |
ユーティリティ | ブリヂストン | – | EZ 75g S | 風対応、操作性と飛距離のバランス |
アイアン | ブリヂストン 221CB | 標準ロフト | KBS 90 S | 6番アイアンからピッチング、軽いドローが打ちやすい |
ウェッジ | ブリヂストン | 52度、58度 | – | 状況に応じ使い分け、サンドセーブ率向上 |
パター | オデッセイ O-Works ブラック #2W | – | – | フェースがホワイトホット・インサートにカスタムされています |
ドライバーの変更点とその狙い
2024年のドライバーも9.5度でやや立て気味らしいですが、どうも重心位置を微妙に変えて、強風でも球がぶれにくいような工夫が施されているようです。それに、グリップ側にもカウンターバランスで重さを足して、手元の安定感を出しているらしいんです。これは素人が真似できるわけじゃないですが、振り遅れが減るとか、結構重要なポイントらしいですよ。
アイアンセットの調整と特徴
アイアンは去年と同じ221CBシリーズですが、ロフトは標準設定で距離のばらつきが少ないようにしているみたいです。吉田選手は基本ドロー系ですが、これでフェードも入れてピンを狙うこともできるとか。打ち分けるのが吉田選手らしい器用さという感じですね。
ウェッジの微調整とバンカーショット
ウェッジは52度と58度を使い分け。毎年細かな溝のメンテナンスをしているらしく、スピンがしっかりかかるように調整しているらしいです。サンドセーブ率が高いのもこの辺りのセッティングが影響しているんでしょうね。どこかで「ライの読みが9割」って言ってましたが、ウェッジがしっかりしてないと読みも活きないですからね。
吉田選手のパターへのこだわりは、まさに『信頼』だね。毎年違うクラブで勝負する中、パターだけは『感覚と歴史』を重視してるあたり、プロらしい芯の強さを感じるね!
吉田優利の2024年クラブセッティング!進化したパターへのこだわりとは?
さて、皆さんも気になるパターですが、ここでようやく本題です。吉田選手が唯一、年をまたいでずっと使い続けているのが「オデッセイ O-WORKS ブラック #2W」というパター。契約で毎年変わるクラブとは違って、このパターだけはどんな契約条件があっても譲らないんだとか。その理由には、彼女にとってこのパターが一番“しっくり”くるからだそうです。
愛用のオデッセイ O-WORKS ブラック #2Wの魅力
このオデッセイ O-WORKS ブラック #2Wは、フェースにミクロヒンジインサートという技術が使われていて、打った瞬間から転がりがスムーズなんだとか。どうやら、距離感を合わせやすいパターってことで、特に速いグリーンでのプレーに向いているらしいです。吉田選手が「もうこのパターじゃないとダメ」と言うほどなので、やっぱりプロの「道具愛」はすごいですよね。
カウンターバランスでストローク安定化
そして、吉田選手ならではの工夫として、グリップにおもりを追加するカウンターバランスが効いています。これで手元が安定して、軽い振り子のようなストロークができるので、打つ距離をしっかりコントロールしやすいわけです。雑誌なんかでも「振り遅れが減って安定する」って書いてありましたが、こういう細かいカスタマイズがパット成功率を支えているんですね。
パターだけは「変えない理由」とは?
吉田選手が契約に合わせてクラブを変えても、パターだけは譲らないのはこの道具に対する信頼と安心感があるから。パターは“感覚が命”なんて言いますが、特に大事なクラブだと感じているのが伝わってきますね。彼女にとっては、「このパターだけは自分で決めたい」ってことなんでしょう。プロならではの覚悟が感じられる話です。
まとめ
2024年の吉田優利選手のクラブセッティング、今年も細かいところまでしっかり調整されてるな~と感心しますね。
ドライバーやアイアンの微妙なチューンが、安定した弾道と距離感を支えてくれるわけですが、毎年の契約の影響を受けるクラブの中で唯一、「オデッセイ O-WORKS ブラック #2W」のパターだけはブレない。そこに彼女の「道具に対するこだわりと信頼」を感じますねぇ。
新しいものに順応していくのもプロの技ですが、譲れない道具にはしっかりと信念を貫いてる。
このこだわりこそが、吉田優利選手のパットの安定感を支える大きなカギじゃないでしょうか。今年も彼女の「攻めと安定のゴルフ」楽しみにしていきましょうか!
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