2024年シーズンは、吉田優利選手が主にアメリカLPGAツアーに挑戦している影響で、日本ツアーでの試合数が限られ、公式ランキングには入っていないもようです。
ここでは2023年のランキングデータを用いてデータの深堀りで解説していこうと思っています。
ドライビングディスタンス—2023
以下の順位表はLPGA公式サイトより抜粋
吉田優利選手は、2023年度JLPGAツアーでの「ドライビングディスタンス」部門で平均241.85ヤードを記録し、36位にランクインしております。
日本女子ツアーにおける距離重視のパフォーマンスでも吉田選手が安定した力を発揮しているといえますね。
ゴルフは飛ばしや有利ではあるのですが、プロ仕様ならではの狭いヘヤウエイと深いラフという罠を考えれば
これぐらいの順位のほうがあとあとのヘアウエイキープ率などのランキング上位に残るのには納得なひとことです!
ちなみに、ベスト10はこちら、やはり飛ばし屋=成績上位を示していますので、まずは男子でも女子でも変わりなく飛距離の大きいほど有利なのは間違いないですね。
堂々1位のドライビングディスタンス「神谷そら」選手ですね
#伊藤園レディス 🏆|#Round1
— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) November 10, 2023
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現在ドライビングディスタンス第1位、#神谷そら のティーオフ🏌️♀️
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ティーショットの平均飛距離は、ラウンドごとに2つのホールで測定されます。このとき、風の影響ができるだけ少なくなるように、風向きが異なる2ホールを選んでいます。また、ボールがフェアウェイに止まるかどうかは関係なく、最終的にボールが止まった位置までの距離が計測されます。測定結果は、所定のラウンド数をクリアした選手のみが平均飛距離として記録されます。
フェアウェイキープ率—2023
吉田優利選手のフェアウェイキープ率は2023年のJLPGAツアーで**70.11%**を記録し、21位という安定した順位を維持しています。
この成績からも、吉田選手のプレーがいかに堅実で安定感のあることがわかりますよね。
特に、ドライビングディスタンスも十分な飛距離がありながら、この精度でフェアウェイを捉える技術はさすが。。。
安定感を科学的に証明した感じです!
ゴルフは約4打でいかにホールアウトするかですから、ドライバーの飛距離、アイアンの安定感、ウエッジの距離感、パットの精密度。
これがひとつになって初めてパープレイをキープできるゲームですから、吉田優利選手のようなバランスのよい技術が実は一番の実力を発揮しやすい選手なのかと応援したくなりますよね。
ちなみに。TOP10は以下の選手です。はやり実力上位の選手が名前を連ねていますね。
飛距離と安定感とどちらもTOP10に入っている選手はいません。
もしそんなランキングでしたら、いつも優勝候補でしょうね。
フェアウェイキープ率は、ティーショットがフェアウェイに止まった割合を示します。ただし、パー3のホールは対象外で、規定のラウンド数を満たしている選手だけが記録として計測されます。
パーオン率—2023
吉田優利選手が2023年JLPGAツアーで記録したパーオン率68.86%は、なかなか安定した数字です。37位という順位はトップ層にもう少しで届くレベルですが、それでもしっかりとしたショット力を示しています。パーオン率が高いと、その分バーディーチャンスも増え、パーセーブも狙いやすくなるため、スコアメイクには欠かせない要素なんですよね。
それに吉田選手の場合、フェアウェイキープ率も高く、ドライビングディスタンスも悪くない位置につけていますから、飛ばしながら正確にグリーンを狙っていけるプレースタイルなんです。ショットの組み立てがうまく噛み合っている印象を受けます。
このパーオン率は、言い換えれば「まだ上を目指せる余地」があるということ。さらに安定したグリーンオンができるようになると、順位も上がり、もっと強いスコアメイクができるとおもいますよ♫
ちなみに。TOP10は以下の選手です。はやり実力上位の選手が名前を連ねていますね。
パーオン率は、グリーンに規定打数でボールを乗せられた割合を示す数値です。このパーオンの条件はホールのパーによって異なり、パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打以内でグリーンに到達することが求められます。グリーンにボールが触れていることがパーオンの判定基準となります。最終的に、一定のラウンド数を消化した選手のみがパーオン率として記録されます。
パーオン率の計算方法は以下の通りです: (総パーオンホール数 ÷ 総ホール数) × 100
パーセーブ率—2023
2023年のJLPGAツアーで、吉田優利選手はパーセーブ率6位と、さすがの安定感を見せていますね。
このパーセーブ率の高さってのは、ゴルフでは結構大事で、言わば「ピンチをしのぐ力」の指標でもあると思っています。これは率直に言って「ショートパット」のうまさの指標とも言えると思っています。
バーディーを狙える場面だけじゃなく、ちょっとしたトラブルの時でも落ち着いてパーをセーブできるか、ここがスコアメイクに大きく影響してくるわけですよね。
アマチュアとプロの違いでもっとも違う点はここだと思っています。
アマチュアはこのショートパットを平気で外しますし、なんならボギーパットも平気で外しますのでね。
もっとも技術というよりも、メンタル部分も大半を占める局面ですからね。
それに吉田選手は、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率もバランスが取れてるから、グリーンを外した時でもリカバリーが効くんですよね。
飛ばしつつも、きちんとスコアを崩さず粘り強いプレーができてる。
これってまさに「強いゴルフ」で、安定感を持ってプレッシャーにも強い証拠。
彼女のプレーを見てると、攻めるところと守るところをしっかり理解してるのがよくわかる。
今後の更なる活躍も期待大ですよ!
パーかそれより良いスコアを獲得する割合は、総ホール数のうち、パーセーブできたホールの割合を示しています。計算方法は次のとおりです:
(総パーセーブホール数 ÷ 総ホール数)× 100
この数値は、特定のラウンド数をこなしている選手に対して記録されます。
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