吉田優利選手は年々目を見張る自己成長を続けていきながら成績も順調に伸びていますよね。
そこで年度ごとのスタッツ(成績指標)やランキングなどをまとめながらその成長の変化を追っていこうと思っています。
本記事では、年度ごとのスタッツとランキングの推移を通して、吉田選手がどのように成長を遂げてきたかを振り返っていきます。
パーオン率やフェアウェイキープ率、ドライビングディスタンスなど、各スタッツの変動を詳しく分析し、彼女がいかにして現在の地位を築き上げたのかを掘り下げていきます。
※2024年度の成績はアメリカツアーに主戦場においているため国内成績が前年との比較対象しにくい場合があります。
吉田優利選手の年別スタッツ/ランキング推移(2021-2024年)
吉田優利選手の年度ごとの成績をまとめてみました。
年度 | ドライビングディスタンス (平均ヤード)(位) | フェアウェイキープ率 (%)(位) | パーオン率 (%)(位) | パーセーブ率 (%)(位) | ランキング(メルセデス) |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 251 ヤード(130) | 72.4X%(68) | 66.2%(105) | ———– | 69位 |
2023 | 240 ヤード(34) | 70.1%(21) | 68.8%(37) | 88.3%(6) | 7位 |
2022 | 240 ヤード(32) | 71.3%(25) | 70.9%(14) | 89.0%(4) | 6位 |
2021 | 239 ヤード(26) | 69.8%(33) | 66.0%(57) | 85.6%(23) | 22位 |
★ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の推移
飛距離と正確さの変化、年ごとの成長とプレースタイルの進化
吉田優利選手のドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の推移を見てると、ゴルフ中級者としても「お見事!」と言いたくなりますね。
2021年の頃は、フェアウェイをしっかりキープしながら飛距離も伸ばしていて、安定感重視のスタイルが印象的でした。
それが2023年あたりからドライビングディスタンスもぐっと伸び、飛ばしながらも正確さをキープしているから驚きです。
しかも2024年には、アメリカツアーという距離の必要な環境にもしっかり適応している。
これって、飛ばしに加え、精度を落とさないプレースタイルが活きてる証拠です。
ここまで両立できるのは、彼女の練習の成果とメンタルの強さも感じさせますね。
かなり体幹を鍛えるトレーニングをしたと予想できますね!とくに横からみたスイングは弧を描く時の遠心力が力強いので、それに耐えうる下半身が必要になってきますが、ちっちも下半身がブレていないので上半身の力をしっかり下半身で受け止めている力強いスイングになっていますね。
ティーショットの平均飛距離は、ラウンドごとに2つのホールで測定されます。このとき、風の影響ができるだけ少なくなるように、風向きが異なる2ホールを選んでいます。また、ボールがフェアウェイに止まるかどうかは関係なく、最終的にボールが止まった位置までの距離が計測されます。測定結果は、所定のラウンド数をクリアした選手のみが平均飛距離として記録されます。
フェアウェイキープ率は、ティーショットがフェアウェイに止まった割合を示します。ただし、パー3のホールは対象外で、規定のラウンド数を満たしている選手だけが記録として計測されます。
パーオン率とショートゲーム精度の向上
グリーンを狙うショットの精度とパーオン率の変化、ショートゲームのスコアへの影響
吉田優利選手のパーオン率とショートゲーム精度の向上ぶりには、つい「やるな~!」って言いたくなりますね。
2021年の頃はまだ課題もありそうでしたが、ここ数年でグリーンをしっかり捉えるショットの精度が格段にアップ。
2023年からのパーオン率の伸びは、アプローチとパッティングの改善が効いてるんでしょう。
これだけショートゲームが向上すると、スコアメイクもかなり楽になって、安定感が増しますよね。
さすが、努力の成果がスコアに直結してる!
知った被っていいますが、このショートゲームの練習量はハンバないと思ってます!
もちろんプロですから習慣化されているといえばそれでですが、この地道な練習はパター以上に練習にも本番にも「精神力」がものをいいますからね。
すばらしいです!
パーオン率は、グリーンに規定打数でボールを乗せられた割合を示す数値です。このパーオンの条件はホールのパーによって異なり、パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打以内でグリーンに到達することが求められます。グリーンにボールが触れていることがパーオンの判定基準となります。最終的に、一定のラウンド数を消化した選手のみがパーオン率として記録されます。
パーオン率の計算方法は以下の通りです: (総パーオンホール数 ÷ 総ホール数) × 100
パーセーブ率と安定性の向上
パーセーブ率の推移によるリカバリー力と安定性の評価、各年のパフォーマンス安定度の比較
吉田優利選手のパーセーブ率の推移を見ると、リカバリー力がかなり強化されてますね。
特に2023年以降のパーセーブ率が安定して高く、トラブルからしっかりスコアを守れる安定感が増してきたように思います。
こうなると、スコアメイクが一段と楽になり、リスクを冒しても大崩れしない強さが出てきます。
試合でのミスが少なくなるので、成績も安定しやすいですよね。
ここの数値がプロとアマとの差が出やすい指標だと思っていますヨ
派手にバーディ合戦がクローズアップされるツアー戦ですが、実は予選ではいかにパーを拾うかの勝負になっていますよね。
一打を争うゲームですから、派手なナイスショットよりも地味なリカバリーショットがホールアウトしたときに明暗を分けるんですよね~。
パーかそれより良いスコアを獲得する割合は、総ホール数のうち、パーセーブできたホールの割合を示しています。計算方法は次のとおりです:
(総パーセーブホール数 ÷ 総ホール数)× 100
この数値は、特定のラウンド数をこなしている選手に対して記録されます。
益々実力がアップしている吉田選手を応援するゾ
吉田優利選手の2021年から2024年にかけてのスタッツの推移を総合的に見ると、彼女のプレー全体にわたる成長と安定性がすばらしいです。ホンマ若いのにすごいの一言・・・
2021年にはプロ入りして安定感を基盤としつつ、フェアウェイキープ率を重視したプレーが目立ちましたが2023年からはドライビングディスタンスが向上し、このあたりから「攻めのゴルフ」を開花させたって感じかな。
パーオン率が上がったのがスキル向上というよりも、マインドの安定というかピンチに臆することがない心臓がいいのかもしれないね。
ここがスコアメイクに直結し、さらにショートゲーム精度の改善でパーセーブ率が高まり、リカバリー力も進化。
これにより、2024年には米ツアーで求められる総合力と安定感がいい感じです。。
もうアメリカツアーでの優勝は目に見えているでしょう。
このような各部門の成績を年ごとに比較すると、スコアメイクに重要な安定性が向上し、彼女のプレースタイルが成長していることが手に取るようにわかるので、成長記録っていうのは本人もだけども見ているファンもモチベーションがあがりますよね!
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